祭りの後の・・・
バンクーバー冬季オリンピックが終わってしまって、楽しみがひとつ減ってしまった。
2月15日からの2週間は、ニュース以外に滅多にテレビを見ない私がテレビに釘付けになったり、インターネットや新聞のオリンピック情報をあちこち見たりして、太平洋の反対側に居てもオリンピックを楽しんでいた。
オリンピックは4年に一度しかない祭典なので、やはり特別である。
W杯や世界選手権で活躍する選手たちも、この4年に一度のお祭りでメダルを獲得することに格別な思いを抱いているに違いない。
例えばフィギュアスケートについては、毎年世界選手権は開催され、グランプリシリーズもあって、一年に何度も世界の一線級の選手たちが集まって競っている。それらを観戦するのも楽しいのだが、今回のオリンピックに賭ける意気込みや期待はさらに上を行き、テレビで観戦する私たちにも選手たちの緊張が伝わってきた。
男女揃ってシングルでは、日本人選手たちは大活躍だった。
これだけの大きなスポーツの祭典だから、個人の争いというよりも国の争いみたいになってくる。
東西冷戦の時代には、ソ連や東独のステートアマの選手たちが国の威信を背負ってオリンピックに送り込まれて、アメリカなどの西側諸国とのメダル獲得競争は非常に激しかった。
最近はそれほどの緊迫した競争はないが、それでも国別のメダル獲得表が毎日のように新聞に載り、メダルを獲得した選手たちは必ずといってよいほど自国の国旗を身につけて喜んでいる。
今回の冬季オリンピックは、開催国カナダが最大の13個の金メダルを獲得して、大躍進だった。地元の利が働いたのだろうか。
金メダルではカナダに及ばなかったものの、総メダル数ではアメリカ合衆国がトップだった。ノルディック複合という一時期日本が得意とした種目で、ノルディックではマイナー国だったアメリカがメダルを多数獲得したのを知って驚いた。
韓国や中国の選手が大活躍していたのに対して、今回のオリンピックで影が薄かったのは、何と言ってもロシアだった。どうもロシア国内では、今回の「惨敗」の責任がスポーツ担当の大臣の進退問題にまで発展しているようである。次はロシアのソチでオリンピックが開催されるので、ロシアはきっと巻き返しを図ってくるだろう。
4年後の次のお祭りで、表彰台の中央で満面の笑顔を見せられるよう、今回出場して結果を出せなかった選手、出場できなかった選手、そしてこれから一線級になろうかとする若手の選手たちが、今日もトレーニングに励んでいることだろう。
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