電車と列の東方遠征
「書かなければ・・・」、「書かなアカン!」、「書きたいのに時間がない」と焦りつつ、ついに2ヶ月あまり音沙汰なしになってしまった。
定期的にお越しいただいている方には、ここが何の前触れもなく休眠状態になったことをお詫びしたい。3月からずっと公私共に多忙な毎日を送っているが、いたって元気に過ごしていることを近況報告とさせていただく。
土曜日も含めて連日マイク片手にしゃべり続ける(どんな職業や、って自分でツッコミを入れておこう)この時期ではあるが、カレンダーの赤色の日はきちんと仕事を休んで、気分転換と子どもサービスを兼ねて遠出もしている。そこは電車マニアの息子がいる我が家、4月初めは特急「サンダーバード」と「雷鳥」で福井県まで往復して、ついでにえちぜん鉄道というローカル線まで乗って、芦原温泉と東尋坊に行ってきた。
次いで、ゴールデンウィークの後半は、さいたま市に完成した話題の鉄道博物館まで遠征した。行きの「のぞみ」は最新型N700系、帰りはもはや珍しくなってしまった500系に乗り、東京から大宮までもわざわざE4系Maxの2階席、帰りの大宮・上野間は関西では見かけることがない在来線のグリーン車(2階建の1階席)と違うタイプの電車ばかりを選んで移動した。息子は東京駅の東北・上越・長野新幹線ホームで、200系、400系「つばさ」、E2系「はやて」と「あさま」、E3系「こまち」を見て興奮し、東北線(宇都宮線)や埼京線など在来線の車両を見ても喜んでいた。彼の頭の中では、図鑑やビデオでしか見たことのない電車が目の前に止まっていたり、走っていたりすることが大きな刺激となっていたようである。
そんな息子(と夫)にはパラダイスのような「鉄道博物館」。
昨年のオープン以来大盛況と聞いているだけあって、鉄道ファンはもちろんそうでない人にも楽しめるような展示やしかけが目白押しだった。単に見るだけの展示ばかりでなく、実物に乗ってみたり、シミュレータで模擬体験したり・・・。また、小学5年以上のごく少数しか受け付けてくれないが、車掌や発券などの業務を体験できるプログラムもあった。さらに、夫が2時間並んで予約券を手に入れたミニ電車運転は、小さいけれど本当に電車を運転できるというまさに実演! 館内で駅弁を買って、展示している本物の急行「まつしま」客車内の座席でお昼を食べるなど、博物館内でさまざまな楽しみ方を経験した。
ついでに、宿泊は近くにある「大宮大成鉄道村」。ここもなかなか楽しい場所だった。ジオラマを走るNゲージを見ながら食事ができるのだが、息子は食事そっちのけで、どこまでも電車、電車の1日だった。
鉄道博物館の館内で、娘の学童ホームで一緒の男の子とその両親とばったり・・・。彼もかなりの鉄道マニアだと聞いていたが、家から600キロほど離れた地で会うとは驚きだった。この一家は2日連続の入館だそうで、我が家の上をいくと感心していたら、向こうは鉄道村で宿泊する私たちのことを「よく取れたねぇ。」と羨ましがっていた。この会話って・・・。
ところで、今回の2泊3日の東方遠征は、とにかく「列に並んで待つ」忍耐を強いられる日々だった。
鉄道博物館は朝10時の開館の30分ほど前に着いたら、すでに長蛇の列。GWとあって家族連れで大賑わいで、その日は1万3千人が入館したとか。先に書いたように、開館直後から並んでようやくミニ電車が運転できたり、山手線などの運転シミュレータもどれも30分ほどは並んだ。
鉄道博物館だけではない。東京ドームシティで、子どもが遊具に乗るのもすべて並んで、トイレも並んで、何をするのも並んで順番を待った。東京ドームで巨人・阪神戦(阪神が連打で勝った。敵地なのに何でこんなに阪神ファンがいるのか不思議だった)を観戦したときも、指定席を持っていたのに入場するのに10分以上並んだ。帰りの東京駅で、娘が「”東京ばな奈”買って。」と言ったが、コンコースのおみやげ売り場で「最後尾」の立て札が目に入り、もう並ぶのはこりごりだと「今回は諦めなさい。」と諭した。
GWの外出だから仕方がないことなのだが・・・。
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